尾花沢市のふるさと納税はいろいろすばらしいと思う
2017年も、山形県の尾花沢市にふるさと納税をしました。
もう、何度目かのリピーターです。
特に、牛肉の返礼品を狙うならもう、尾花沢市以外には頼まなくていいかな……ぐらいに今年は思いました。
何がそんなにすばらしいのか、語ってみたいと思います。
尾花沢市で牛肉の返礼品を選ぶと「冷凍配送」と「冷蔵配送」が選べる
山形県には「米沢牛」という偉大なブランド牛がおりまして……それに比べると尾花沢牛は有名というわけではありません。
しかし、米沢牛だろうが尾花沢牛だろうが、調理するのはシェフじゃなく私なわけで……まあ、私が調理した時点で、素材の細かい味の違いなんかわからなくなってしまいます。
そうなると、知名度が低い尾花沢牛のほうが同じ金額を寄付したときに送られてくる量が多いのです。1万円の寄付で「尾花沢牛切り落とし肉」なら1kg。
「すき焼き用」や「しゃぶしゃぶ用」の肩ロースなら500gいただけます。
ちなみに米沢牛だと2万円の寄付ですき焼き用肉300gぐらい。もちろん、米沢牛をdisりたいわけではないのですが、私レベルの舌ではそんなに違いはわからないので、尾花沢牛でぜんぜんOKです。
しかも、尾花沢市では「冷凍配送」と「冷蔵配送」を、申込時に選ぶことができます。私は、米沢牛と尾花沢牛の違いはわからないくせに「冷凍よりは冷蔵がいいなー」と思ってしまう人間なので、選択できるのはありがたいです。案外、ブランド牛でも冷凍配送しかないところが多いんですよね。。。(ちなみに米沢市の返礼品の米沢牛はちゃんと冷蔵配送だった!わかってるね米沢!!)
尾花沢市は、配送日をかなり前もって連絡&調整してくれる
申込みの際に配送日を指定することはできないのですが、尾花沢市の場合、配送予定日の20日以上前に「お届け予定日」をメールで連絡してくれました。そしてメールには
※ご不在等によりお受け取りできない場合は、
お早目にご連絡をお願いします。
【お届け予定日の10日前までにご連絡ください】
の記述が!
指定された日に不在予定だったため、メールを返信してこちらの都合を伝えたところ、指定日以降で都合の良い日にすぐに変更してもらえました!ありがたい。。。
クール便であっても配送日の連絡をしてくれない自治体が多いので、配送日の前日にクロネコヤマトから「明日クール便が届きます」という連絡が来て「え?明日も明後日も明明後日も家に帰るの遅いんだけど……どうしたらいいんだろう?」ということがけっこうあるんですよね。
冷蔵の肉なんか頼んで、なかなか受け取れないようなタイミングで届いてしまったりしたら……と思うと、尾花沢市の有り難みがわかります。
返礼品の中身のレポートはよく見かけますけど「自治体の対応が神」という口コミはあんまり見ないのでレポートしてみました。
「肉の味にはそこまでこだわりないけど、いつもは食べない和牛を返礼品でいただきたいな」という方には、尾花沢市、非常におすすめです。
ちなみに「味にこだわりなければ」なんて書きましたけど、十分においしい牛肉でしたよ!
今年も彼氏と一緒にすき焼きやったのですが
配送日がわかった時点で彼氏に連絡を入れ、配送日の翌々日の日曜日に、すき焼きをする約束を取りつけました。さすがに1人で500gの霜降り肉は多すぎるしね。。。
そして「あ、そうだ、彼がその日来るなら粗大ゴミ運ぶの手伝ってもらお」と思い、すき焼き予定日の翌朝に粗大ゴミの収集を予約しました。1人で運ぶのしんどいなーと思って、ベランダに出したままだった古いドレッサーがあったのです。すき焼き食べる前に、一緒に集積場に出しちゃえばいいね。
しかし、すき焼き予定日の数日前になって、彼はこう言い出したのです。
「ごめん、ちょっと仕事の連絡が来るかもしれなくて、可能性は低いけどもしかしたら急に呼び出されるかもしれない*1から、すき焼き、俺んちでやらない?」
お、おう。。。どうしよう、粗大ゴミ収集。。。
即答できない私を不思議に思ってか、彼は「あれ?俺んちじゃまずい?」と聞いてくれました。いや、実はうちに来るものだと思ってたから、ドレッサー運ぶの手伝ってもらおうと思って翌日の収集を予約しちゃったんだよね。
「ああーそうか、じゃあ一回俺家に行って、運ぶだけ運んでからこっち来る?」
という提案も貰ったのですが、それもなんかめんどくさいし悪いよなと思って「ちょっと1人でがんばってみるわ」と答えた私。いや、答えたものの実は少し、途方にくれていました。本当にあれ、一人で運べる?私。
けっこうでかいし、部屋からベランダに出すだけでもわりと苦労したような記憶あるよ?
本当に大丈夫……?と思いながら彼の家ですき焼きをし。
やっぱ春菊も白菜も高いけどうまいなー。お肉代のこと考えなくていいから野菜に張り込めるね!しかしドレッサー。。。
などと、やや気もそぞろながらすき焼きを終え、一人家に帰ってベランダのドレッサーと向き合ったところ。
あれ?案外軽くね?
大学生の頃に通販で買ったドレッサーですから、そんないい素材を使っているわけもなく、短い辺を持って持ち上げれば案外簡単に運べたのです。よかった。。。
そうか、工夫すれば大抵のことは一人でなんとかできるんだな。。。
それに、本当に本当に無理だったら手伝ってくれる人も一応いるわけで、なんというかありがたい人生ではないか。
と、寒い夜に一人でドレッサーを運んだだけなのになぜか温かい気持ちになって寝ました。
尾花沢市よ、今年もありがとう。
*1:彼は医療従事者です。